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カテゴリー別アーカイブ: 推薦図書コメント

動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

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動物翻訳家 : 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー

/ 片野ゆか

分類記号:480.76 (入荷準備中)

映画のメイキングやドラマのNG集など,物事の出来上がる様子や舞台裏を知りたい人は少なくないと思います。この「動物翻訳家」は,動物の声をヒト語として翻訳する(?)動物園飼育員の話であるとともに,動物の飼育展示の作り方でもあります。

展示の構想,意見の調整,予算折衝など内部での働きかけのほかに,種の保存,希少動物の保護保全,動物の福祉などクリアしなければならない条件は山ほどあります。もちろん,来園者や市民の要望も満たさねばなりません。

その過程が,登場する飼育者だけでなく動物園内外の専門家にもきちんと取材されたうえで書かれています。情景の描写も生き生きとしていて,とても映像的でドキュメンタリーフィルムを見ている錯覚にとらわれます。

この本を読んだ後で動物園を訪れてください。きっと今まで見えていなかったものが見えてこれまでより楽しめると思います。

生物学:佐藤恵

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投稿者: : 2017年11月24日 投稿先 推薦図書コメント

 

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ジョコビッチの生まれ変わる食事

ジョコビッチ

ジョコビッチの生まれ変わる食事 : あなたの人生を激変させる14日間プログラム / ノバク・ジョコビッチ著 ; タカ大丸訳

請求記号 783.5||D79

現在の男子テニス界を牽引しているプレーヤー「ノバク・ジョコビッチ」。

彼は,情勢不安定なセルビア出身である。実家はピザ屋であり,幼少期から母親の作るピザが好物であった。そんな彼が「グルテン不耐症」と診断され,自身の食事を見直すこととなる。

それ以降,今までテニスの戦績がいまひとつであり,試合中も集中力が持続しない状態から一変し,グランドスラムを幾度と制覇する世界のトッププレーヤーに上り詰め活躍するに至っている。

また,「オープンマインド」すなわち,外部からの情報や他人の意見に耳を傾けることができる心のゆとりが大切であると語っている。

私たちの食生活を見つめ直すきっかけになるだけでなく,もしかするとあなたの人生を大きく好転させる一冊になるかもしれません。

保存Ⅲ 髙山忠裕

 
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投稿者: : 2017年11月1日 投稿先 推薦図書コメント, 本の紹介

 

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傷はぜったい消毒するな

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傷はぜったい消毒するな : 生態系としての皮膚の科学

/ 夏井睦著

請求記号 494.33|N58

傷は先ずは消毒する。というこれまでの常識を覆す内容です。

なぜ消毒してはいけないのか?なぜ「湿潤療法」がよいのか?が,皮膚の構造とその働きから論理的に説明されています。また,著者が形成外科医であることから,「湿潤療法」が実臨床においてなかなか普及しない原因なども検証しています。

かさぶたを作らせない絆創膏を使うと「傷跡が残らず早く治る」という実感が皆さんにもあると思いますが,この本を読むとその理由がよく分かります。

私も本書を読んで以降は,生活の中での創傷・熱傷は湿潤療法としています。本書は実生活で役に立つだけでなく,皮膚という最も身近な臓器の驚くべき能力について改めて考えさせる一冊です。

解剖Ⅰ 大橋昌子

 
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投稿者: : 2017年10月10日 投稿先 推薦図書コメント

 

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人体失敗の進化史

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人体失敗の進化史 / 遠藤秀紀著

請求記号 481.1||E59

本書は,動物解剖学者が様々な動物の遺体を解剖し,それらを形態学的に比較しながらヒトの進化の過程を捉えたものです。ナメクジウオからヒトへの進化の歴史,形態学的な変遷が私たちの身体に刻まれていることが興味深く語られています。

これまでと違った角度から解剖学に触れられるので,解剖学が苦手な人にも得意な人にも是非読んでいただきたい一冊です。

解剖Ⅰ 大橋昌子

 

 

 

 
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投稿者: : 2017年10月10日 投稿先 推薦図書コメント

 

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LIFE SHIFT (ライフシフト) : 100年時代の人生戦略

 

life shift

Life Shift (ライフシフト) : 100年時代の人生戦略

/ リンダ・グラットン, アンドリュー・スコット著 ; 池村千秋訳

請求記号 159||G78

人生100年!教育→勤労→引退の時代は終わりゆく

長寿社会のトップランナーである日本では、近い将来100歳以上の人口は6万1千人を越すと言われている。私が子供の頃と比べ、現在は100歳以上のお年寄りの存在は珍しくない。

2007年生まれ、すなわち現在10歳の約半数は107歳まで生きるであろうという衝撃的なデータがある。これも高齢化のメカニズムが検証されるにつれ、納得のいく分析であることに気づく。

われわれは今まさに100年の人生を意識した社会に生きている。本書は従来のライフパターンからの脱却がテーマとなっている。

教育→勤労→引退という人生の3ステージを考えると、100年人生時代においては、引退以降の時間が長くなる。この時期を幸せに過ごすためには様々な意識の変革が必要である。
必ずしも学生=20代ではない。50代や60代でも学生として新しいことを学ぶチャンスはある。

本書の「エクスプローラー(探検者)」、「インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)」、「ポートフォリオ・ワーカー」という様々なステージを経験するマルチステージの人生というとらえ方も興味深い。
長く生産的な人生を送るには、経済的な資産に加え、家族や友人、健康といった無形資産の形成も重要視されている。

終身雇用制度がまだ根強い日本社会では、このようなライフ・シフトという考え方を実践に移すにはハードルが高いかもしれない。しかし今私たち歯科医師なりのライフ・シフトを模索して、今後の人生を点検してみよう。

総合診療科 関啓介

 
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投稿者: : 2017年7月31日 投稿先 推薦図書コメント

 

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みんな大好きな食品添加物

食品

498.519||A12

ふだん何気なく口にする食品  その製造過程の真実(!)

書店に行っても、自分の狭い読書傾向では立ち寄るコーナーが限られている。その点、図書館は本来の目的で探しに行った分野以外の本でも、目にとまることがある。そこが、図書館のいいところでもある。この本は、山奥にある田舎の図書館でふと目にとまった本だ。

著者は元々、食品業者へ食品添加物を勧めていたセールスマンであった。ダメになった食材も著者の手にかかれば、あっという間に見た目もおいしそうな食品へと変身してしまう。しかも、安上がりとくれば、食品業者が食の安全よりも著者の手法になびくのも仕方がない。利益優先で食品添加物のセールスに邁進していた著者に、転機となる大事件が起こる。題して、ミートボール事件。本書の最大の山場でもあり、大いに笑える。この事件の後、著者は全く反対の立場の活動家となり、食品添加物の有害性について世の中に訴えるようになった。

推薦者は本書を読んだ後、食品の添加物表示を注意深く読むようになったし、出されたお弁当でも、食べ残すようになったおかずがいくつかある。本書を推薦するに当たって、amazonで調べたところレビューが300件を超えており、大反響の本であることがわかる。本書を所蔵していた田舎の図書館の選定眼に驚くばかりである。

 

                      数理情報学 宮嵜洋一

 
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投稿者: : 2017年7月7日 投稿先 推薦図書コメント

 

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外から見た俳句―HAIKU―

ハイクガイ

止まる、見る、そして聴く

 

桜歯ニュース194号(4/15発行)より、図書紹介コーナー【人生の道しるべ】が掲載されています。

194号は、菊地先生(歯科理工学)推薦の『ソクラテスに聞いてみた~人生を自分のものにするための5つの対話』が紹介されました。

今回(195号・7/15発行予定)は、田嶋倫雄先生(英語)が推薦する、ふしぎな本(?)『ハイク・ガイ』です。

小林一茶を題材とした物語(フィクション)なのですが、米国人による、俳句を中心テーマとした、現代的なストーリーなので、なんというか味わい深いふしぎな読感です。

図書館にある関連資料や、ウェブ上の資料を使って、『ハイク・ガイ』とその著者デイヴィッド・G・ラヌー氏の活動と小林一茶について紹介する展示を作りました。

R0012706

英語で俳句?どうやって?ルールは?

興味がある方は・・、関連資料をごらんください。(今回の展示用に俳句に関する英語図書を提供いただいた)田嶋先生に訊いてみるのもよいかと思います。

『ハイク・ガイ』の著者、デイヴィッド・G・ラヌー氏の
ウェブサイトです。 「 HaikuGuy.com 」(http://haikuguy.com/

ラヌー氏は、自らのウェブサイト 「HaikuGuy.com」 の中で、小林一茶の俳句 約1万句を英訳し、Search the Archive「 Haiku of Kobayashi Issa 」( http://haikuguy.com/issa/ )として公開しています。

一茶作品は、長野県立図書館ウェブサイトで、アーカイブされ公開されています。

「信州デジくら」 http://www.i-repository.net/il/meta_pub/G0000307cross (→「小林一茶」で検索)

 
やせ蛙まけるな一茶これにあり
scrawny frog, hang tough!
Issa is here

kaeru

どうぞご覧ください。

 
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投稿者: : 2017年7月6日 投稿先 展示, 推薦図書コメント

 

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