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タグ別アーカイブ: 図書館ネットワーク

千代田区図書館マップ

【千代田区(歯学部周辺の)図書館マップを作成しました】

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近隣の図書館マップ

日本大学歯学部図書館の周辺には、全国的にも稀有な特色ある図書館群が存在しています。

「天気がよいときは神田駅や秋葉原駅から歩いて大学に来ます。12,3分くらいですよ。」という方は神田まちかど図書館や昌平まちかど 図書館(秋葉原)がおすすめです。小説類がそろっており、ここから千代田区立図書館の他館の本を取り寄せることもできます。

Library of the Yearという、歴史は浅いけれど権威ある賞を受賞している図書館が、近隣に2つもあります。千代田図書館日比谷図書文化館 です。それぞれ特色を持ったグレートな図書館です。千代田区立図書館web pageからチェックしてみてください。

国立国会図書館 は超巨大図書館です。なぜなら国内出版物を網羅的に(納本制度により)収集しているからです。地下に深い書庫があり、日本のものなら何でもとり揃えています。web pageも充実しています。

「私は散歩が得意です。1時間くらいへっちゃらです」という方は、ぜひ東京大学医学図書館へ行ってみましょう。本郷の東大は以外と近いです。同じキャンパス内に東京大学総合図書館という、歴史ある図書館があります。「図書館」という名称が初めて使われた図書館です。総合図書館は平日昼のみ、医学図書館は土曜日も入れます。利用したい資料が決まっていなければ入れません。机のみの利用は×。

あまり歩きたくはない、けれどいろいろな資料にあたってみたいという方は、すぐ近くの東京医科歯科大学図書館に行ってみましょう。貸出不可、机のみ利用不可ですが、入館については警備室に申告して、図書館で手続きをすればOKです。電子ジャーナルの利用もできます(プリントは不可・持ち込みUSB利用可)。→web page(学外者向け)

もちろん、日本大学の各学部図書館の利用もおすすめです。理工学部駿河台図書館や経済学部、法学部、芸術学部など特色ある学部図書館があります(学部図書館一覧)。自宅の近くに学部図書館があればラッキーです。学生証を使って貸出することもできます。

ここ歯学部は立地に恵まれています。周辺を散策して、図書館めぐりをするのも楽しいものです。

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投稿者: : 2013年11月15日 投稿先 図書館からのお知らせ

 

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図書館総合展2013~「地域の中で情報支援」

【図書館による医療情報の提供】

行ってきました。パシフィコ横浜へ。年に一度の図書館関連業界メガイベント「図書館総合展」へ。

各種フォーラムが開催されており、3つのフォーラムに参加をしました。

その中の一つ「あなたなら病気のことどう調べる?どう答える?-地域の中で情報支援!図書館としてできること」がとても印象深かったのでご報告いたします。

医療情報提供に関する医療者と図書館の連携などについて、お二人の講師による対談という形で行われました。

図書館による患者への情報支援という側面から、医療情報提供の必要性とその方法論について、非常に考えさせられる内容となりました。

現在の医療(とその周辺)が抱える問題点やトピックが、図書館の果たす役割とともに、明らかになるという構図だったように思います。

西 智弘先生(川崎市立井田病院 かわさき総合ケアセンター 腫瘍内科/緩和ケア内科)→医師からの視点

常世田 良先生(立命館大学 文学部教授)→図書館からの視点

西先生は病院内に「ほっとサロンいだ」という施設を立ち上げ、代表をつとめていらっしゃいます。

常世田先生は元浦安市立図書館長をつとめられた、”司書である”元館長です。病院図書室などに資料を届ける「病院サービス」を立ち上げ、日本図書館協会健康情報委員会初代委員長でもあります。発表文献→CiNii

以下、Myメモ書きから(私の観点からの)ポイントを抜粋します。

・西先生の自己紹介

地域・つながりを大切にした医療 / 21世紀型医療は治らない病気との向き合い方・自分の問題として医療を考えること/

病院の敷居を下げたい/公共図書館は敷居が低いのがよい・コミュニティの中心になりやすい/図書館員には勉強をしてもらい患者と医師とのコネクターとして役割を果たしてもらいたい

病院の中に病院ではない場所をつくることにより、診療室では聞けない声を聞けるようになった/病院だけでは不十分である

・常世田先生の自己紹介

ひまつぶしの読書から読書療法としての読書へ→前向きな精神状態を得ることができる読書/図書館サービスは課題解決型サービスへ→高度な案内や図書館連携が必要/だが日本ではまだ十分に実現していない/縦割り組織構造・日本人は義務にならなければやろうとしない傾向あり/司書が図書館にいない/政策の確立が必要/システムをつくる

・司会者の質問に答える形での対談

病院図書室・公共図書館には医学系の資料が少ない/市民の中で9割はレファレンスサービスを知らない(!))/ レファレンスとは、公表されている資料を紹介すること /

栄養・看護系の文献は市民にとっても読みやすい・自分の疾患を調べるのに有用/医療情報へのニーズはあるのだから対応しなくてはならない/ネットワークそのものが図書館である→人的・資料的に

患者が多くを知っても医師は困らない/ 情報はいくらあっても困らない/広く集めるべき/医師は患者の得た広い知識を修正できる(体系的な知識を持っている)

患者は自分の疾患のみについて集中して情報収集をすることができるが、医師はそうではない

退院後の就労支援について、社会復帰についての資料がとても少ない/出版社に働きかけをして、そのようなニーズがあることを伝えることができる/出版社との連携

治療はその人のもの・人生観に関わること

図書館でしかできないことがある/大多数主義の社会から多様性を重んじる社会/図書館はそれに対応できる/公共図書館の資料不足→館種を越えた提携が必要である

患者の最終的な幸せを考えた医療/ 病を治して人を治さずという医療ではだめである

図書館は「治療」に関われる/ 図書館の余力があるうちに取り組むべきである

以上ポイントピックアップでした。

図書館で働く者としては、館種を越えた提携が今後さらに必要となるであろう、あるいは不可欠であるということを思いました。そのための具体的な方法論を確立する必要があると感じました。

その人の抱える病はその人にしか(本当には)わからない、そして誰もが「患者」になるわけで、医療情報についての環境整備は他人事ではないと思いました。

現代の医療環境は、情報は与えられないが自己責任を問われるものであるとの言葉も印象的でした。

配布資料「図書館員が突然入院して(オープンアクセス)」も興味深く読みました。

歯学部図書館では、現在「患者から見た歯科医療」という展示をやっています。その中に「患者は何でも知っている~EBM時代の医師と患者/ミュア・グレイ」という図書を展示しているのですが、この本は素晴らしくわかりやすく医療者と患者の関係を書いていまして、おすすめです。

以上。出張報告でした。

(堀米)

以上、

 
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投稿者: : 2013年10月31日 投稿先 館員ブログ

 

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