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図書館「超」活用術 : 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける

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図書館「超」活用術 : 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける

奥野宣之著

請求記号:015 / O56

【国内史上最高の図書館解説本 一度でいいからめくってみよう!】

 図書館の使い方に関する本はいろいろと出ているのですが、この本は決定版といえる内容を持っています。

利用者の視点から、最新の図書館事情を交えつつ、なぜ図書館は使えるのか、役に立つのかをわかりやすく解説しています。

図書館の資料は探しにくいとよく言われるのですが、ちょっとした決まり事(図書館の特徴)を知れば、自在に資料探しができるようになります。

検索と足を使った探索を組み合わせれば、資料を探し出すだけでなく、発想力も生まれ、疑問を整理することができることがよく分かります。

著者はフリーのジャーナリストで、図書館司書の資格も持っており、「本当に必要だから」図書館を使うということが明解に書かれています。

(図書館事務課 堀米)

 
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投稿者: : 2016年11月12日 投稿先 推薦図書コメント

 

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なぜ歯学部図書館には、本屋の医学コーナーにあるような本がないのか。

【Q&A事例集】

端的に言えば、

書店は「書店が利益を得るために(本を売るために)」本を並べる。図書館は「利用対象者の利益のために」本を並べる。という答えになるでしょうか。

書店は、本が売れないとつぶれてしまいます。そのため、地域性を考慮した品ぞろえをしたり、本の置き方を工夫したり、テーマ別に本をわかりやすく並べたりします。また、ある分野に特化して専門性を高めることにより利益を上げる書店もあります。

図書館の基本的な役目は、情報の収集・整理・保存・提供です。情報を蓄積させ、いつでも取り出せるように整理し、管理をしています。図書館には館種があり、それぞれの利用対象者層のために品揃えをします。歯学部図書館は大学図書館ですから大学の構成員(学生・教職員)のために必要な資料を集めます。

医学・歯学などの医療分野の情報は、最近、関心が高まってきており、書店に行くと多種多様な本が揃っているように見えます。が、基本的には「売れる本」しか置いていないといってよいでしょう。一般的な傾向として、目立つタイトル、カレントな関心を集めるような内容のもの、学術的な内容をわかりやすく説明したものなどが置いてあります。

もし、書店に置いてあるような一般市民向けの医学書が大学(教育・研究・診療)に必要であれば、大学図書館はそれらも収集します。しかし、基本的には基礎・臨床の専門家向け学術資料を第一の目的として集めています。

ひとつの図書館で、すべての資料を網羅的に集めるのは不可能ですから、学術的医学書は大学図書館、一般市民向け医学書(家庭医学と呼ばれることが多い)は公共図書館で、収集されるのが自然だと考えられます。それを踏まえたうえで、図書館間ネットワーク(図書館間での助け合い)により、資料の共同利用が進められる方向が理想です。いくつかの自治体では館種を越えた図書館ネットワークが構築されています。(埼玉、三重、鳥取など)

「学術的医学書とは何か」となると、簡単には答えが出ませんが、「信頼のおける出版社から発行されたもの」と考えるのが、もっともわかりやすいかと思います。学術論文を巧みに引用して学術本を装っている本なども存在するので、本を吟味するときは出版社を調べ、他にどんな本を出版しているのかを見るのがよいかもしれません。

御茶ノ水駅前の丸善書店は、医科系大学が周辺に多いことから、学術医学書を多数そろえています。しかし、家庭医学と医学書を別の棚に置いており(かなり離れた場所に配置)、比較するには大変わかりやすいと思います。

(堀米)

 
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投稿者: : 2014年2月10日 投稿先 Q&A事例

 

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