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ノートパソコンでMendeley!  フォルダ同期とPDF

【Mendeleyの利用法 第2弾】

クラウンブリッジの神尾です。

今回は実際にMendeleyをインストールしてから現在までの利用方法について触れていきたいと思います。

まずはMendeleyのHP(http://www.mendeley.com/)からアカウント登録を行い、「Mendeley Desktop」をインストールします。全て英語なので、苦手な僕としては少し躊躇したのですが、なんとかクリアできました。

僕は今まで探した論文は1つのフォルダ(以降、Fとします)に保存して、Fの中でさらにジャンル分けして保存していました。自分の癖でもあるのですが、データを保存するときは1カ所にまとめています。Mendeleyを使用することになっても論文の元データはこれまでと同様にFに保存したいと考えていました。

Mendeleyのオプションを見ていたら指定したフォルダを参照する機能がありました。細かいフォルダ分けまでは同期できませんでしたが、指定したフォルダに新たに論文を保存しても勝手にMendeleyに同期できました。これで今までと同様にFに保存してもMendeleyで処理する上では支障はなくなりました。

folder参照

あとはMendeleyで論文を開いて読んでいます。Mendeleyにはマーカーを引いたり、テキストを入力したりでき、意味の分からない単語や何度も読み返す可能性がある文章の和訳など、少し勝手は違いますが印刷物に手書きで入力する感覚で使用しています。

使用実態

Mendeleyは印刷機能がついていません。マーカー程度ならMendeleyからPDFファイルに出力する機能を使えば問題ないのですが、テキスト入力はどうしていくか、自分の中での今後の課題ですね。

Mendeleyで気に入っている機能は既読/未読のマークと検索機能です。

保存している論文のリスト画面で緑色のマークがあり、これが付いていると未読、消えていれば既読というのが一発でわかります。研究の論文がメインなので、似たような論文が多く、タイトルを見てもすぐに読んだことがあるか判断できませんでした。そして保存している論文を全部読んでなくても新しい論文を見つけると次々と保存しているので、既読/未読がわかるのはとても助かっています。

Mendeleyリスト

検索機能は保存している論文の全てに対して行えます。本文中のキーワードで検索をかけることも出来ますし、自分で入力したテキストのキーワードも検索できます。こんな単語を入力したけど、どの論文かわからないって時も結構あるんですよ。

他にも、Mendeleyは英語の論文なら大体は自動で著者やジャーナルの情報などを抽出できますが、日本語は全くできません。

ある機能を使うと日本語でも正確に読み込むことができるらしいです。また、自分で論文を書く段階になった時、参考文献の入力が投稿するジャーナルの形式に合わせて挿入できる機能もあるそうです。これらの機能は知っていますがまだ使い方を調べていない部分です。他にもまだまだ知らない便利な機能があると思いますが、ゆっくり自分のスタイルに合わせて付き合っていこうと思っています。

 
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投稿者: : 2013年3月28日 投稿先 文献管理

 

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Mendeley! 僕の文献管理法

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はじめまして、クラウンブリッジ大学院2年の神尾です。

昨年大学院に入学してから論文を集める事が多くなりました。本歯学部は環境に恵まれており、購読している電子ジャーナル数が豊富で、インターネットを通じて資料を探し、電子ファイルとして収集することが出来ます。その為、多くの論文が簡単に手に入り、すぐには必要性を感じなくても気になった論文は全て保存していくようになりました。しかし、論文数が多くなると保管も大変になってきました。

こうして論文を集めて行く上でいくつかの問題が僕の中で出てきました。

1,集めた数が多くなると、いざ必要になった時に目的の論文を探すのが一苦労。

2,英語の論文を集めていくため、タイトルを読んだだけでは以前にも読んでいるか、どのような内容だったか等をすぐに思い出せない。

3,論文を読んで参考になった部分や学んだ部分を直接電子ファイルに入力するには編集用のソフトが必要だった。ソフトなしに書き込みをする為には印刷するしかなく、数が多くなるとかさばる。

電子ファイルはパソコン一つで管理できるのに、そこに追加したい情報は全て紙媒体というのが、情報化社会が発展している中にあり、その恩恵を受けていない気持ちになりました。

指導医に相談したところ、すでに論文管理ソフトを導入していました。しかし紹介されたソフトはどれも有料ソフトであり、使い勝手を試す為だけに導入するには少しハードルが高く感じました。

そんな中、「Mendeley」に出会いました。

Mendeleyは英語のソフトでしたが、無料であるということもあり、とりあえずダウンロードしてみました。

細かいところまでは分かりませんでしたが、とりあえずは操作できそうだったし、簡単な日本語マニュアルはインターネットで手に入りました。

Mendeleyの機能等は省略させていただきますが、聞いた限りでは有料の論文管理ソフトとほぼ同程度の機能を有しており、自分が必要としている機能が搭載していたので、本格的に採用しました。

laptop-and-iphone

今後は論文の管理はMendeleyが手に入ったので、図書館のレファレンス・サービスを併用して効率よく多くの情報を収集していこうと思います。ただ、集めた論文は最終的に自分で読まなければならないので、労力としては大変になるのか・・・?

 
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投稿者: : 2013年3月7日 投稿先 文献管理

 

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